徒然PENPEN草

立命館大学立命PENクラブ有志が週1で綴るブログ。 イベント情報、新歓期のお知らせなどの情報や、部内の様子などをお届けします。 ゆっくりしていってね!

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立命館大学 立命PENクラブ

Author:立命館大学 立命PENクラブ
立命館大学 立命PENクラブの有志が綴る日記帳です。PENについてや、イベントなどのお知らせを更新していきます。
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サホレ、バーフバリ!


※【お知らせ】滋賀だけでなく、京都のフロアも沸かす巷で噂のDJ T-ono氏から「あさがおと加瀬さん。」についての感想を書け、と前回のブログの末尾で無茶ぶりされたのですが、百合アニメに関しては基礎知識がない上に、ここで不用意に語ると百合警察に捕まるので、割愛させていただきます。

 こんにちは、PENの酒壺・花敷一湖です。ご無沙汰しております。前回ブログを書いたのが5月の初めだったので、あれからもう1カ月以上経ったのですね。紫陽花が雨に濡れ、長雨を眺めつつ洗濯物乾燥計画を立てる季節となりました。皆様、生乾き対策は大丈夫でしょうか。

 さて、今回は映画『バーフバリ』の話をしようと思います。
京都は今出川、大通りから出町桝形商店街に入り、少し歩いたところに「出町座」という小さな映画館があります。京都に住む学生さんなら、一度は行ったことがあるのではないでしょうか。白地に青い柳の絵が描かれ、その上に「出町座」と大きく書かれた看板が掲げられ、その下には上映中の映画のポスターが貼られています。木枠のガラス戸を開けると、1階は書店とカフェ。右手の壁一面に本が並べられ、カフェのカウンター席には談笑するお客さんや本を読みふけるお客さんがいました。書店とカフェが一体化したお店って良いですよね。左手には2階に続く階段があり、その手前には食堂にあるような券売機が置かれています。その日は『バーフバリ 伝説誕生』(以下『伝説誕生』)と『バーフバリ 王の凱旋(完全版)』(以下『王の凱旋』)を続けて見る予定だったので、2枚購入。『伝説誕生』は1,000円均一、『王の凱旋』は学生割引が利いて1,000円で見ることができました。学生のお財布に優しいところって大好きです。そういうわけで、格安でチケットを手に入れて受付へ。受付で座席を指定し、上映開始まであと少しだったので――講義が終わった後だったのでギリギリだったのです――、急いで地下のシアタールームへ向かいました。映画館の方にチケットをもぎってもらい、地下への階段を降りてゆきます。地下のシアタールームはこじんまりとしており、座れるのは40人くらいでしょうか。場内にはバーフバリの軽快な劇中曲が流れており、月並みな表現ではありますが心からわくわくしました。そして、上映時間になると、映画館の方がスクリーンの横に立ち上映中の注意事項などを話されるのですが、大型の映画館に慣れた身にとってこういった映画館は初めてだったので新鮮でした。





さて、ここからは『バーフバリ』本編の話になります。ネタバレ等を若干含みますので、読みたくない方は読み飛ばしてください。













 『バーフバリ』はプラバース主演、S・S・ラージャマウリ監督・脚本のインド映画で、歌あり・踊りあり・アクションありの叙述詩的映画です。『伝説誕生』はインドでは2015年、日本では2017年に公開され、インドの歴代興行収入最高額を記録しました。また、63部門もの映画賞を受賞・ノミネートし、各国の映画祭で上映されました。一方、『王の凱旋』は世界各国で現在公開されており、その勢いは前作を超えるものだそうです。既に世界興収2億6,700万ドル(約302億円)を超えたみたいですね。
映画に関する情報はここまでにして、『バーフバリ』の私の思う見所についても語っていこうともいます。
 『伝説誕生』は、赤ん坊のシヴドゥ(マヘンドラ・バーフバリ)が逞しい青年に成長し、女戦士・アヴァンティカと恋に落ちて彼女のために奔走した結果、自分の出自を知ることになるという物語と、シヴドゥの父・バーフバリ王についての伝記の2つからなります。
 一方、『王の凱旋』は、アマレンドラ・バーフバリと彼を取り巻く人々の物語で、バーフバリとデーヴァセーナの恋、王位継承をめぐる王族内での熾烈な戦い、王室内の確執、民に慕われながらも王位を退くバーフバリの姿などが描かれます。また、シヴドゥの後の物語も『王の凱旋』に含まれます。
 さて、この映画の見所なのですが、最初に1つだけ挙げよと言われたならば、画面の美しさをまず挙げます。服だけでなく建築物や調度品なども豪奢で、それぞれの場面が色彩豊かでとても美しいです。特に、男女が恋に落ちて2人で歌い踊る場面は、一時停止すると一枚の絵画になるという魅力があります。これは、言葉では説明しきれないので実際に見てみてください。
 次に挙げるとするならば、登場人物――特にシヴドゥやバーフバリ――が予想の斜め上の行動をすることです。バーフバリは英雄で、人々から拝まれる雲の上の存在として描かれるため、彼の行動はぶっ飛んでいます。ぶっ飛んでいると表現するのがここでは適切だと思います。見ていて、初めは「こんなのありえんやろ」と笑うのですが、物語が進んでゆくにつれて「これこそバーフバリ!」と次は何をするのか楽しみになってきます。シヴドゥに関しても同様で、見ていて楽しいです。『バーフバリ』の世界観にいつの間にか飲み込まれ、染め上げられている。それを存分に楽しめるのがこの映画の魅力だと思います(最後まで笑いながら見ましたが)。
 バーフバリ・シヴドゥ親子のユニークな「戦法」も見所の1つと言えるでしょう。バーフバリに関してはカーラケーヤとの戦い、シヴドゥに関してはバラーラデーヴァとの戦いが目が離せません。こんな戦法を使うのか、と予想の斜め上を行ってくれるので面白いです(笑えるという意味の「面白い」でもあります。戦いの場面なのにコメディ性があるのです……)。また、「戦法」といってもここでは戦だけでなく恋の戦法も含みます。シヴドゥがアヴァンティカを口説く(というより若干ストーカー化する)場面では、彼なりの戦法を見ることができます。シヴドゥの手によってアヴァンティカが美しくなっていく様も見て欲しいです。また、恋愛に関しては、バーフバリがデーヴァセーナに恋して骨抜きにされつつも、彼の持つ能力を発揮しているのも面白いです。
 他にも、王室内のドロドロした人間関係や、合間合間に挟まれるダンスシーン、そして……と挙げてゆくときりがありません。百聞は一見にしかずとも言いますので、ぜひ、劇場で『バーフバリ』を見てください!
最後に。インドの古代都市・マヒシュマティを舞台に物語は展開していきます。マヒシュマティについては古代の文献に名前が出ているようなので、調べてみると面白いと思います。『マハーバーラタ』をもとに作られているため、映画を見る前に『マハーバーラタ』を読んでおくと良いと思います。また、インドの神々や慣習についても予習しておくと、より一層楽しめると思います。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。『バーフバリ』を見てインド映画に興味を持ったので、見ていこうと思います。またブログでインド映画について語るかもしれません(笑)。さて、次のブログ担当はどなたでしょうか。バーフバリを超える面白いブログ記事を、きっと書いてくれることでしょう。次回のブログ更新をお楽しみに!!





こんばんは。「いやー毎回毎回、花敷編集長からのプレッシャーに答えるやつ大変やな〜。ところで次誰だっけ。あ、おれやん」と驚愕の事実に気付いた管理人の内藤例です。実感した途端に増す恐怖。
 さて、編集長の予告の通り、次回のブログ担当はこのぼくです。編集長が好きな映画について語ったから、ぼくもそうしようかしら、と思ったら過去にもうやってましたね。なんてこと! もうネタがつきてしまいました! こんな調子で『バーフバリを超える面白いブログ』なんて書けるのか!? 乞うご期待です!

音ゲーイベント「滋音」開催のお知らせ


DJは、激怒した。
かの虚栄欺瞞な「あさがおと加瀬さん。」製作委員会を除かなければならぬと決意した。
DJには映画業界がわからぬ。DJは、京の百合豚である。百合に呻き、女の子同士の友情と恋愛の間の微妙な関係性を尊んで暮して来た。けれどもあらすじ詐欺に対しては、人一倍に敏感であった。


というわけでDJ T-onoです。公募のmixを録っていたらリブロの締め切りが過ぎました。本来であれば散っていった特別鑑賞料1500円の供養のために長々と映画のレビューを書きたいところですが、時間がないので例によって告知です。

6月29日(金)、夜7時から私の所属する立命館テクノ部が中心になって出演する音楽ゲームクラブイベント「滋音」を開催します。場所は京都駅からJRで10分、膳所駅から徒歩5分にあるCLUB MOVEです。
料金は1500円(1ドリンク付き)。会場にはフリーフードも用意しております。音楽ゲームが好き、オタク系クラブイベントに興味のある方はぜひ遊びに来てください。


https://iflyer.tv/ja/event/303400


 でも文芸サークルで音ゲーイベントの告知とか意味ないよね…
 というわけでDJ T-onoでした。次こそは文芸部員らしい記事が書きたいですね。あと今日語れなかった「あさがおと加瀬さん。」の感想は、たぶん次のブログ担当の花敷編集長が代わりに語ってくれると思います。



こんにちは、管理人の内藤例です。DJイベント1回は行きたいですけど予定があわない。

さて、次回は先輩の告知の通り、夏リブロ鋭意製作中の花敷一湖さんです! ご期待ください!

あにめ

最近ようやく推しを引き当てた講演会局長です。ちなみにアイマス・萩原雪歩です。
先週のブログ予告にて副部長さんからひどい紹介をもらいましたが全く身に覚えがありません。私はただ自分に被害が出るのを防いでいただけなのに……。

さて今回は書くことがなーんにも思いつかないので、私はアニメをそれなりに見てきたつもりなのでおすすめできるアニメをテキトーにあげていきたいと思います。

銀英伝(大河SF。登場人物も多くそれぞれキャラが立ってて好き)
カウボーイビバップ(SF。一話完結が主なので見やすいか)
サムライチャンプルー(江戸時代の旅を面白おかしくしたお話)
男子高校生の日常(あんまりアニメを見ない父親も爆笑してた作品)
イヴの時間(SF。人とロボットとの関係性の話)
Noir(少女ガンアクション。ある殺し屋の話)
無人惑星サヴァイヴ(みんなの道徳アニメ)
二十面相の娘(SF。主人公千津子がかっこいい)
遊戯王GX(思い出補正がかかっていますがこれがなかったら遊戯王続けてなかった)
六花の勇者(ライトノベル一巻だけで13話使ったなかなか見ごたえあるミステリ?作品)
悪魔のリドル(学園バトルもの?一人のクラスメイトを他が暗殺しにかかる)
ゾイド新世紀/ZERO(ライガーゼロがかっこいい!)
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(SF。終末感ただよう世界観。)
アイドルマスター(アイドルである少女たちの成長、サクセスストーリー)
Rainbow―二舎六房の七人(戦後日本の理不尽を大いに被った少年たちの成長譚)
Tiger&Bunny(ヒーローをしているかっこいいおじさんたちのお話)
宇宙戦艦ヤマト2199(きれいな絵でヤマトが見れる!)
無限のリヴァイアス(SF。子供だけで船に乗っているとどうなるかを教えてくれる)
RD潜脳調査室(SF。攻殻機動隊に通じるものがある感じ)

アニメのいいところは1話23分程度で見れるところです。悪いところは一つおおよそ13話で区切っているのでトータルで見ると長い話になるところです。映画と比較すると、一回90から120分で見れる映画のほうがトータルでは時間がかかりません。なので映画のほうがたくさんの作品を見ることができ多くのことを吸収できるとホントに思います。ただ、映画を一度見ると最後まで見ないと気がすまない質なので途中で止られないのです。そうしてアニメばっか見てしまうのです。反省して来週は映画館へ行こうと思います。



中学時代、友人に「アイドルマスターってロボットアニメやんな?」とか言ってフルボッコにされた管理人、内藤例です。ちなみに前回少し言及した桃鉄事件は実話です。巨大複合企業XJRコンツェルンを許すまじ。

さて、次回はPENの叫ぶお兄さんこと、dj t‐ono先輩です! ハイテンションかつハイリスクな次回のブログをお楽しみに!!


日常の謎っぽい話と解答っぽい話

部長の印田です。
お久しぶりです。
初めましての方は初めまして。

誰も覚えてないかもしれませんが、前回の僕のブログで出題した日常の謎っぽい話の解答っぽい話をしたいと思います。

解答への手がかりは・・・
お客さんが手をポケットに入れていたこと
お客さんが小銭を出すシーンを省いたこと
3、 総じてお客さんの手の描写がなかったこと
ぐらいですかね。







正解は「お気をつけてお持ちください」という僕のデリカシーのない言葉について怒られた、でした。
詳しい話は控えますが、そのお客さんは手が不自由な方でした。つまりどうあれ気をつけて持たざるをえない方に、不躾にも「お気をつけてお持ちください」などと念押ししてしまったのです。

僕はこのお客さんのお怒りに納得して深く反省したんですが、皆さんはどうですか?
まあ日常の謎としては破綻してる感がありますが、実体験の話としてはこんなもんでしょう。

またなんかあったら出題します。



@@@@@@@@@@@

今年もたくさんの新入部員が入ってくれました。
例年通り、賑やかで闇の深いサークルになるといいですね。





こんにちは。賑やかなPENのニュージェネレーション達に今日も部室はドッタンバッタン大騒ぎ、な日々を送る管理人、内藤例です。自分もついに『先輩』になったのだと再確認し、ガクガク震えています。

さて、次回は、普段の穏やかな人柄とは裏腹に、桃鉄ではライバルたちの企業を、その資金力でもって徹底的に潰しにかかり、根絶やしにする我らがXJR先輩です。お楽しみに!

保坂和志講演会覚え書き

 4/21に河原町の徳正寺という、観光名所でもなんでもないので場所まで明記して問題ないのかという戸惑いが去来するような、そういう繁華街の一区画にようやく居を定めている風の小寺院で保坂和志のトークライブが行われたので、行った。
 今回は定員があるということで事前に予約する形になっていた。私の心の片隅にあった予備知識によれば、講演会のたぐいにおいて事前に名前明記の上のご予約となる理由というのはいちおう二つある。スペースや座席の問題で予想外の来客を防がねばならないためと、もう一つは特殊な例だが、やや政治集会じみた会で問題のある聴講者を事前に弾くためである。私はこの日まで、今回の場合後者はないだろうと思いつつもそうだったららしいのになという感情は捨てきれなかった。私にとっての保坂の印象というのは、まさにそういうセクトじみた集会を行いそうなメンドクサおじさんというものだった。
 会場は小さい法堂のようなところで、聴講者から見て正面には曼陀羅の真ん中の仏さまを左右にご体並べたみたいな仏教画があり、前の座席に保坂が座ってその絵を背になにかしゃべり始めたら法会みたいだろうなと思いながら座って始めるのを待っていたのだが、目の前の座席に人が並んでいるのをみるにつけ一対多数のコミュニケーションの在り方についての疑問を想起せずにいられなかった。
 これは普段の大学での講義での話で、私はわりと前方のほうに座ることが多い。これはやる気の多寡によるものではなくて、ほぼ惰性に近い動きなのだが、たぶん教卓側から見たら前の席にいて授業をしにくい部類の学生にあたると思う。これは教卓側に対して私があまりレスポンスを返さないからだ。
 実際、講義によっては前方に座り講義の内容にうなづいたりなどの反応をする学生は目にすることがある。しかしこれは私がより前方に座りたがることと関わってくるのだが、すくなくともいままで講義を受けたうち、こういう頷き学生にいい思いを抱いたことがない。
 まず単純に、視界に入ってくると目障りだという点がある。むろんこれは言いがかりに近いのであんまり声高に言う気にはならない。より根本的な点をあげるならば、頷きのレベルが低いのがつらい。
 一般的に教卓側で喋っている方からしたら、学生が頷いていてくれるなどしてくれる方が喋りやすいらしく、また信用のおける学生の知り合いは、そういう点があるから自分が先導してレスポンスを返すなど心掛けているという。ところが――単に私の受ける授業が不幸なのかもしれないが――私が目にする頷き君は決まって太鼓持ちっぽいというか、しょうもない点で頷く。授業の要所で理解が得られて頷いたりするのは生理的なものであると私自身も認めざるを得ないのだが「こういう学生はバカだ」「〇〇大学の某先生がこんなアホな説を」みたいな四方山話に学生が赤べこみたいに頷いているのを見ると、なんだが教室の空気感に堪えられなくなってくる。
 語学やディベート型の授業はさておくとして、大教室を使った講義の場合、基本的には学生教員との一対一の関係にあることがほとんどだ。コミュニケーションペーパーを読み上げる形で他の学生の意見を耳にすることもあるが、それは教壇側の取捨選択を経ているというか、授業内容の補足に近い性質を帯びている。
ところがもっとコミュニケーションの範囲を物理的に拡大して、場としての教室に目を向けると、かなり流動的な空気が漂っている。先ほどのしょうもない発言も机に向かう学生一人一人に対してというよりは、教室という場に対して向けられているような気がする。というか授業に関係する教壇からしてみればニュートラルな用語に関しても、例えばセックスの話をしていて学生側が俯いたりとかそういう反応をするだけで講義の進行上それはニュートラルな用語であると頭では分かっていても辛くなってくる。風呂に入る直前に書き上げようと思って全裸の状態なので早めに締めると、講義で重要なことは座学的なことが全てであって、サンデルの白熱教室みたいなのならまだしも私が受けているおおよその授業において教室という場を念頭に置いたもの全ては一切が不要であるという主張をしています。
 教養科目や概論や基礎購読はたいていの学生はめんどくさがっているからまだいい。ところがカルチャーセンターだとか作家の講演会とかに参加する人というのは、水準より勇んでいるとみて間違いないと思う。こういうのに行ってみると、普段の講義よりレスポンスは激しい。もうそれこそ、正面に立つ学者だか作家先生だかが内輪の業界事情を揶揄すると、狙い澄ましたかのように笑い声を立ててみせる輩とかもいる。勇んでいるというのは関心に基づくものであって、本当に理解の深い人も何人か混じっているはずなのだが、場は低い方に落ちて行ってしまうので埋没してしまう。
 先の話は一般論であって、今回の保坂のトークライブはどうだったかというと、そこまできつくはなかった。もちろん、内輪話に必要以上に笑うやつもいたように感じるが。   
しかしそれこそ書き手自身の自己を主眼に置いて小説を書く保坂のトークライブであるから、その話は日常のよしなしごとで溢れかえっている。すべての枝葉の話は保坂自身の小説観に結び付いているから「この話は場に対して向けられた小話ではなくて、きちんと筋が通っているのだな」と感じられたし、そういうわけで私も一回くらいは笑ってしまった。前述のよくわからない仏教画を背に魂の存在だか何だかの話をしている保坂は本当に法会であったことも追記しておく。
ところで私がその場にいて非常に心地よかった一幕がある。それは最後の質疑応答で、
「保坂さんは猫を比喩とか擬人化しないようにしていると著書に書いてらしたはずですが、今回の〇〇という作品では猫が擬人化されているのですがどういうことですか」と質問があがった際のことだ。それに保坂が、
「あれは擬人化とは言わないですよ。猫に人格を認めたんです」と答えた。
 ここで会場は笑い声に包まれた。間髪入れず保坂は話を続け
「あれは擬人化ではないんですよ。人間とまったく同じ扱いにしたんです。猫はこんなことを考えないとかそういうのではなくて、猫は私たちと全く同じことを考えていると発見したんですよ」……
 保坂の弁明(?)はまだ続くのだが、いま引用している時点での保坂の話の意味の分からなさは結局解消されることは少なくとも私の中では無かった。しかし保坂は全く真面目に猫に人格を認めたという話をしていて、それと最初の一波目の笑いに包まれる観客とのズレがたまらないカタルシスであり、最後の最後のよくもこのような一幕ができるものだなと思っていた。




 海外のアーティストのライブに行きたいなぁと思いつつも、なかなか好きなバンドが来日せず、やきもきする日々を送る管理人、内藤例です。グーグー・ドールズ早く来てよー。
 
 さて、ブログメンバーがまたもや一周しました。次の担当は、未解決事件(4月11日の記事参照)の重要参考人かつ真犯人と目される印田部長です。あの謎の真相は?! ついにその驚愕の真相が明かされます! お楽しみに!

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